印刷ヘッドのサイドに装備されたオンヘッドUVランプ（LED UVランプ*1）で、印刷しながらインクを硬化。オフラインで露光する工程は一切必要ありません。C8Kモデルは8基、C4Kモデルは4基の印刷ヘッドに対応した専用のオンヘッドUVランプを搭載しています。

*1 搭載するLED UVランプは使用するインクによって異なります

クリーニングパージの際の廃棄インクをフィルターにかけて再利用します。*2廃棄インクを１％以下に抑え、ランニングコストを極限まで抑えます。環境にも優しく、基板に付加価値が生まれます。C8K/C4K/C2K＊＊Tモデルは2種類のインクをリサイクルするために2系統のリサイクルシステムが搭載されています。（C1K＊＊C/C1K＊＊P/C1Dモデルは非搭載）

*2 インクによってリサイクルシステムが使用できない場合があります

パージステーションとワイプステーションで構成されたヘッドメンテナンスシステムにより、ノズル面のコンディションを自動でメンテナンスして、常に最適な吐出量を維持します。

A：吸引式ヘッドメンテナンスを行う「パージステーション」
B：ノズル面を清掃する「ワイプステーション」

ワイプステーション
ロール状に巻かれたクリーニングワイプでノズル面の清掃を行います。これまで手作業で行っていた面倒なクリーニングワイプの交換作業が不要となり、汚れたワイプの排出と新しいワイプの供給を自動的に行います。印刷ヘッドを傷つけない軽い接触でありながら、ノズル面のインク滴や埃をしっかりと取り除きます。これにより、ノズル面のコンディションを安定して維持することができます。

ノズルが詰まらないよう高圧エアーを用いてノズルを綺麗に清掃します。印刷した基板の排出及び基板セット作業のバックグラウンドでパージを行うため、タクトへの影響も防げます。

従来のスクリーンでは段差にインクが入らない問題も難なく解消。400 µm以上の段差への印字も綺麗に仕上がります。基板の受注の幅が広がります。